篠笛の吹き方

篠笛の吹き方 step1 構え方・運指

ゆめちゃん
ゆめちゃん
篠笛、買ってきました!どうやって吹くのか教えてほしいわ
ピー助
ピー助
はい!いよいよスタートですね!では、どの指でどの穴を押さえるか、どうやって構えるかから始めようね。

篠笛 唄物 【篠笛立平】 拭漆 天地巻 7穴 8本調子・9本調子・10本調子・11本調子・12本調子 【七穴 八本調子 九本調子 十本調子 十一本調子 十二本調子 しの笛 しのぶえ】

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感想(1件)

篠笛の構え方

ピー助
ピー助
この絵を見ながら説明するね!

見ての通り、単純な形の笛で、唄口に、口を当てて吹きます。唄口に近い先端を頭(かしら)、反対側の先端を菅尻(かんじり)と、いいます。

左手で、唄口に近いほうの穴を順番に3つ、右手で後の4つを押さえます。

左手は、指の第1関節で、右手は第2関節で押さえます。

まず笛を両手で持ち、口元に唄口を合わせます。唄口が合ったら、左右の手を所定の位置にずらして構えます。

正しく構えると、こんな感じになります。

(イラストでは、たまたま六の音を出していますが、ふつうは曲の最初の音の位置に指をおきます)

イラストのように、左の肩を少し前に出します。足も左足を一歩前に出しています。肩の力を抜いて、顔は正面に向いています。

左手の親指は、唇の方向にしっかり押さえています。唇と左の親指で笛を固定している感じです。吹いている途中で唄口がずれると、音が出なくなりますので、ずれないようにしっかりと押さえます。

右手の親指は使いません。

わかりにくい方は、YouTubeなどに、プロの方が演奏している様子が、たくさんアップされていますので、色々な方の演奏を見て、研究してみてくださいね。

篠笛の音階(篠笛運指表)

この、8本調子の篠笛運指表には、七♭(シ♭)以外の半音が記載されていませんが、基本半音は穴を半分ふさいで出します。

七♭と0は、曲調によって使い分けをするので、二通り載せています。0・中というのは、0と呼んだり、中と呼んだり、二通りの呼び名があるということです。

篠笛の音の出し方

ピー助
ピー助
さあ、いよいよ音出しですね!ここからが本番だよ。はじめは音が出ないと思うけど、がっかりしないでね
ゆめちゃん
ゆめちゃん
楽しみ~!でも、音が出ないとちょっと不安だわ~
はっちゃん
はっちゃん
僕は、ちょっと吹いてみたけど、音出ないよ~!

口の形

まず、口の形からです。

・唇を、左右に少し引きます。口を閉じて軽く微笑んでいるような形です。そして、唇の中心に、小さな穴をあけます。イメージとしては、小さくて丸い穴ではなくて、小さくて「薄い穴」です。

ゆめちゃん
ゆめちゃん
ちょうど真ん中にできないわ
はっちゃん
はっちゃん
大きな穴しか作れないよ
ピー助
ピー助
誰でも最初から小さな穴は作れません。穴が二つになったり、右になったり、左になったり、・・とみんな苦労してるけど、みんなできるようになるんだよ

・口の中は、空気がたくさん入っている状態にします。「お」の発音をするときのような口の中で、唇は絵のように閉じています。舌は、下あごに収めておいて下さい。

・そして、小さな穴から空気を出します。決して唇で「フーッ」と吹くのではなく、腹筋で、口の穴から空気を押し出す感じです。息を手のひらに当てて、細くて強い息がまっすぐに出ているか、確認しましょう。息の方向がずれていたら、唄口にあたりません。

・私の周りの方は、全員練習しているうちに真ん中に小さな穴を作れるようになりましたが、どうしても真ん中に穴が作れないとか、二つできてしまう方がいるそうです。二つできてしまう方は、吹きやすいほうの穴を使い、左右どちらかにできてしまう方も、そのままで吹き方を工夫すれば、大丈夫です。

それでは、この口の形を覚えておいて、笛を持ちましょう。

唄口の当て

唄口の当て方は、真横から見ると、こんな感じです。

唄口を、下唇の中ほどに当て、息が、唄口の角にあたって、笛の中と外に割れて進む感じです。

「呂の六」の音が出しやすいので、まず、呂の六をしっかり出す練習をします。

音は、すぐには出ません。0.何ミリかの違いで出たり出なかったりするので、出ないときは、唄口の位置をほんの少しずらしてみたり、笛を前後にほんの少し動かしてみて、出やすい位置を見つけましょう。

鏡を見て、正しい姿勢で、正しい笛の位置になっているかを確認することも大切です。知らず知らずのうちに、右に下がっていたり、左に下がっていたり、うつむいていたり、肩や唇に力が入っていたりすると、それも音が出にくい原因になります。

メル・カル

次に、メル・カルの説明をします。

メル

メルとは、笛を内側に少し回して、吹くことです。小さな、こもった音になります。音程が少し下がります。

カル

カルとは、笛を外側に少し回して、吹くことです。大きな、荒い音になります。音程は、少し上がります。

メリ・カリともいいます。

メリ・カリは、音楽の表現の一種としても使いますが、正しい音程を出すときにも使います。

音が出るようになったら、チューナーなどで、正しい音が出ているか、必ず確認します。音が低ければ、カリ気味に吹いてみる、音が高ければメリ気味に吹いてみるなどです。

チューナーは、購入しても便利ですが、スマホで無料でダウンロードすることもできます。種類も色々ありますので、使いやすいものを選んで下さいね。私は、最初はダウンロードして使ってましたが、今は、楽器店で購入したものを使っています。

「呂の六」が、出るようになったら、「呂の五」「呂の四」「呂の七」と、一つずつ出る音を増やしていきましょう。途中で出なくなったら、出る音に戻って、順番に出すことを繰り返して練習します。

練習方法は、ゆっくりと、六に近い音から順番に出していきます。

六五 五四 四三 三二 二一 一筒音

六七 七1 12 23 34 ・・・

途中で出なくなるので、出る音を出してから次の音を出すと出やすいです。

曲を吹いてみよう

ピー助
ピー助
呂の音が出るようになったら、童謡をふいてみよう!
ゆめちゃん
ゆめちゃん
もう童謡が吹けるの?うれしい!
はっちゃん
はっちゃん
まだ、出ない音もたくさんあるよ
ピー助
ピー助
大丈夫!出る音だけで吹ける歌もたくさんあるよ!

たこたこあがれ

たこたこ あがれ   てんまで あがれ

六五六五 六六六・  六六五五 六六六・

(全部4分音符で、・は、四分休符)

ほたるこい

ほ、ほ、ほたるこい    あっちのみずは にがいぞ

五・五・五四四五・    五五五六六  五五四二・  (は、8分音符)

こっちのみずは  あまいぞ   ほ、ほ、ほたるこい

五五六六  五五四二・   五・五・五四四五・

げんこつやまのたぬきさん

げんこつやまの たぬきさん   おっぱいのんで ねんねして

六六六六七  六五三三三・  六五五五    六五三三三・

だっこして  おんぶして  またあした

六五五五   六五五五   五六六六六・

ピー助
ピー助
どうでしたか?簡単な歌でも、吹けると楽しくなってきますよね!楽しみながら練習しましょう!次回は、同じ音が続くときの「指うち」について詳しく話しますね!
ゆめちゃん
ゆめちゃん
はーい
はっちゃん
はっちゃん
今日はがんばったから、ゆっくり休もうっと!

まとめ

・正しい姿勢、構え方を覚えよう!

・篠笛は、口の形が大切。小さな薄い穴を作る練習をしよう!

・唄口に、口を当てるとき、0.何ミリの違いで音が出たり出なかったりするので、出ないときは、ずらしたり回したり少しずつ工夫しよう!

・チューナーなどを使って、正しい音を出す練習をしよう!

・ある程度音が出たら、童謡などに挑戦してみよう!

篠笛の吹き方 step2へ続く♪

ピー助
ピー助
一気に読みたい方は、こちらにどうぞ! 

篠笛の選び方・吹き方・練習方法すべてまとめました!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!