篠笛の吹き方

篠笛の吹き方 step2 指打ち・甲、大甲の音の出し方

ピー助
ピー助
篠笛は、同じ音が続くときに「指打ち」をして音を切ります。今日は、その説明をするね!
ゆめちゃん
ゆめちゃん
リコーダーは、タンギングで音を切るのよね?
はっちゃん
はっちゃん
篠笛は、「指打ち」で音をきるんだね ?
ピー助
ピー助
そうなんだ。篠笛はリコーダーみたいにタンギングはしないんだよ。指打ちをすると、篠笛らしい雰囲気が出てくるよ!

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感想(1件)

指打ち

ピー助
ピー助
step1で載せた「ほたるこい」を使って説明するね!

ほ、ほ、ほたるこい    あっちのみずは にがいぞ

五・五・五五・    五  五五四二・ 

(赤は、8分音符)

こっちのみずは  あまいぞ   ほ、ほ、ほたるこい

  五五四二・   五・五・五五・

同じ音が続くときに使う指打ち

指打ちとは、押さえている指を上げ下げして打って、音を切ることです。

五の音を3回鳴らすときには、一息で吹きながら、左手の中指で押さえている穴をトントンと、二回打ちます。途中で息継ぎはしません。

この動作をゆっくりすると、 五六五六五(8本調子だとソラソラソ)と、聞こえます。

でも、五五五(ソソソ)と、聞こえなければいけないので、素早く上げ下げしてください。

「ほたるこい」の中で指打ちをするのは、太字になっているところです。たとえは、は、の間で一回指打ちをしますが、できるだけ素早く五の音が入らないように打ちます。

最初は、少し音が入りますが、慣れるとできるようになります。また、わずかに入っていても、篠笛らしい雰囲気になるので、聞いていておかしくなければ大丈夫です。

音楽の表現として使う指打ち

篠笛らしい表現をするときにも、指打ちを使います。

この時は、素早く音を切る感じではなく、曲調に合った速さで、曲調に合った指打ちを入れます。

私は、ピアノを弾いていたので、洋楽の説明になってしまうのですが、表現として使う指打ちは、例えていうと、ピアノの飾り音符のようなものです。ピアノの飾り音符のように、色々な種類(音)の指打ちがあります。

表現として入れる指打ちは、どんな風に入れるかとか、どの箇所に入れるかなどは、決まっていません。自分の感覚で、「ここにこんな感じでいれてみよう」と、思ったところに入れるとよいと思います。

とは言っても、明らかに無理なところには入れられませんので、最初は上手な人の演奏を見たり聴いたりして、こんな風に入っているんだな・・・と、感じて下さい。

プロの演奏の方でも、指打ちを多用される方と、「ここ」という場所に効果的に入れられている方と、様々です。色々な動画がアップされていますので、ぜひ聴いてみてくださいね!

私も最初はよくわからなかったので、上手な人の演奏を聴いて、その人が指打ちしているところに、真似して入れていました。そんなことをしているうちに、「ここに入れようかな~」と、自分でも思えてきました。

「ほたるこい」の歌に指打ちをいれるとしたら、最初の「ほ、ほ、たるこい」の3つ目の「」に、指打ちを入れてみると、篠笛らしい感じが出るのではないでしょうか。

ほ、ほ、たるこい

五・五・五・   を指打ちすると、六の音がわずかに入ります。

でも、音を切るときと違って、「この場所に絶対に必要」というものではありません。何度も言いますが、少しづつ慣れていったら、自然に「ここにこんな風に入れたい」と思うようになります。その時に、色々な指打ちを研究されるとよいと思います。

逆に、お囃子の団体や、和太鼓のチームに所属されている方は、演奏曲が決まっているので、「ここで必ず指打ち」という箇所があると思います。

はっちゃん
はっちゃん
僕の入ってる和太鼓チームの曲は、指打ちのたくさんあるカッコイイ曲だよ!早く吹けるようになりたいな
ピー助
ピー助
はっちゃん、がんばってね!
ゆめちゃん
ゆめちゃん
ところで、私高い音と、低い音が出ないんだけど、どうしたらいいかしら?
ピー助
ピー助
それでは、高い音、低い音の出し方を説明するね!

甲音・大甲音と低音の出し方

呂の六の音をきれいに出せるようになったら、六に近い音は、同じ吹き方で出ると思いますが、高い音、低い音は出しにくいと思います。

音を出すときの息の出し方をざっくり分けると、

低音・・・太い息をゆっくり出す。口の穴はやや大きめ

息の方向は低くなるほど下向き

口の中は、「お」の発音をするときのように、広くする

高音・・・細い息を速く出す。口の穴はとても小さい

息の方向は高くなるほど上向き

口の中は、「う」の発音をするときのように、やや狭くする

上記の息の出し方等を、音の高さに合わせて段階的に変えていって、筒音から大甲の音を出します。なので、正確には、一音一音微妙に息の当て方が違うのです。

また、普通に歌を歌うときも、高い声を出すときと、低い声を出すときとでは、発声のしかたが違うと思います。高い声は、頭に抜けるように出すし、低い声はおなかから出しますよね。

笛を吹くときにも、高い音を出すときには、高い声を出すように、低い音を出すときには、低い声を出すように、息の使い方を変えます。(この部分は、もしわかりにくかったら飛ばして下さい。ある程度吹けるようになって、もっときれいな音が出したいと思ったときに「あ、そうか」と思っていただけたら嬉しいです)

でも、初めての時は、ざっくりでよいので、とりあえず音を出しましょう!

私は、甲の高い音が出せなかったときに、篠笛を吹いている友人から、「音を遠くに飛ばすと思って吹いてみたら?」と、アドバイスをもらい、はじめてできるようになりました。

スイカの種をとばすように・・と表現されている先生もおられます。

「できるだけ小さな穴から、速い息を、唄口の上をねらって出す」と、大甲の音が出ます。

「速い息」を出すというのは、力いっぱい吹くことではありません。同じ量の息を同じ圧力で出すのですが、穴が小さくなることで、結果的に速い息になるのです。

注意点が山ほどあって、覚えきれないと思います。すぐにできることではありませんので、あせらずゆっくりと一音ずつ、出せる音を増やしていきましょう。

ゆめちゃん
ゆめちゃん
甲の音が難しいけど、甲の5まで出るようになったわ!うれしい!
はっちゃん
はっちゃん
和太鼓チームの曲では、大甲まで使うので、頑張らないと!
ピー助
ピー助
毎日コツコツ練習することが一番の近道だよ!

まとめ

・指打ちは、音を切りたいとき、篠笛らしい表現をしたいときに使う。基本的にタンギングは使用しない。

・甲・大甲などの高い音は、口の穴をできる限り小さくして、息を遠くに飛ばすように早く出す。

・呂の二、一、筒音などの低い音は、口の穴をやや大きくして、柔らかい息を唄口に吹き込むように出す。

篠笛の吹き方 step3へ続く(^^♪

ピー助
ピー助
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篠笛の選び方・吹き方・練習方法すべてまとめました!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!