篠笛の吹き方

篠笛の選び方・吹き方をわかりやすく全てまとめました!

こんにちは!

ここでは、篠笛の選び方から始まり、運指、音の出し方、練習方法、演奏の仕方、などなど、初心者から篠笛が吹けるようになるまでのすべての方法をお伝えしたいと思います!

これまで、篠笛の吹き方をstep1からstep5までお伝えし、不足の情報を後で追加したりしていましたが、全部一気に見ていただけるようにまとめました!

ピー助
ピー助
必要な所だけ見て下さいね!

目次

篠笛の選び方

篠笛をはじめてみよう・・と思われた方は、まず、篠笛って何だろうと、調べられると思います。

でも、最初は見ただけでは本当によくわかりません。たくさんの種類がありますし、素材も値段も様々です。何を基準に選んだらよいのか、私も散々迷って無駄なお買い物もたくさんしてしまいました。

篠笛は一本一本手作りですので、メーカーや作り手によって全く違います。同じ作家さんの同じ値段の同じ種類の笛でさえ、完全に同じものは一つとしてなく、一本ずつ個性があるのです。そこが良いところでもあるのですが・・・。

ある程度上達してくると、どんな笛でも鳴らすことができるようになりますが、初心者で、音を出せない状態で笛を選ぶのは大変です。吹いても音が出ないので、良い音がするのかしないのか、吹きやすいのか吹きにくいのかすらわかりません。

ゆめちゃん
ゆめちゃん
何を吹いても音が出ないんです・・

 

なので、「この中から選んで下さい」ではなくて、「まず、これを使ってみましょう」という形で紹介させていただきます。

先生に笛を習っている方は、先生のおすすめする笛を使って下さいね!

どんな笛を買ったらよいのか、迷っている方は、是非参考にして下さい(^^♪

おすすめは、「唄もの7穴8本調子」

「唄もの」とは・・・

「唄もの」とは、音階がドレミファソラシドになっている笛です。「唄用」「ドレミ調」とも言います。

唄物以外では、「古典調」という笛があります。「お囃子用」とも言って、ドレミファソラシドにはなっていません。お祭りのお囃子を吹くときに使われる笛で、お囃子の団体に所属している方は、この笛を使用されていることが多いです。

何の団体にも所属しないで、古典調の笛の練習をするのは、大変です。まず、曲の譜面がありません。また、お囃子の笛パートを練習することになるので、太鼓や鐘を演奏してくれる人がいないので曲が完成しないのです。

初心者の間は、ドレミファソラシドになっている笛が練習には適していると思います。ほとんどの歌に合わすことができるからです。童謡、民謡、長唄、昭和歌謡、洋楽、Jポップ・・なんでも大丈夫です!

「7穴」とは・・・

7穴とは、笛に7つ穴が開いているということです。6穴の笛もありますが、唄ものの笛はほとんど7穴になっていますので、迷わず7穴を選んで下さい。

「8本調子」とは・・・

8本調子というのは、洋楽で言うと「ハ長調」ということです。

篠笛は、1本調子から12本調子まであり、それぞれ半音ずつ音が違います。

1本調子が一番低い音、12本調子が一番高い音の笛です。笛の大きさも、変わってきます。1本調子が一番大きい笛で、12本調子が一番小さい笛です。

一般的によく使われているのは6本調子、7本調子、8本調子です。はじめて篠笛を持つときには、この中から選ぶことが多いです。

これは、左から8本調子、7本調子、6本調子の篠笛です。少しずつ長くなっています(^^♪

はじめて篠笛を吹くときは、ハ長調の8本調子が使いやすいと思います。その理由は

1、指で穴を押さえやすい・・・篠笛は、最初は穴をきちっと押さえて音を出すことが意外に難しいのです。8本調子は手の小さい女性や子供さんでも大丈夫です。

2、笛が大きくなると息がたくさん必要になる・・・慣れれば何でもないのですが、初心者の頃は無駄に息を吹き込んで、酸欠になってぐったりしてしまうことがよくあります。8本調子なら吹けるけど、6本調子はしんどくて・・という話もよく聞きます。

3、ハ長調なのでピッチが合わせやすい・・・篠笛は、自分で音をある程度コントロールして正しいピッチの音を出さないといけません。吹き方が悪いと「ド」の音を吹いているつもりが、チューナーで計測すると半音くらい違う・・ということが普通に起こります。なので、最初は#も♭も無い、慣れ親しんだドレミファソラシドに合わせられる8本調子がおすすめです。

以上の理由で、私は最初は8本調子をおすすめします!

8本調子が吹けるようになったら、7本、6本と、幅を広げていきましょう(^^♪

ゆめちゃん
ゆめちゃん
私も、八本調子を買いました!

 

篠笛 唄物 【篠笛立平】 蒔絵:花吹雪 7穴 8本調子・9本調子・10本調子・11本調子・12本調子 【七穴 八本調子 九本調子 十本調子 十一本調子 十二本調子 しの笛 しのぶえ】

価格:32,400円
(2019/5/11 20:16時点)
感想(0件)

篠笛の素材

篠笛の素材は、篠竹という竹です。この、竹の篠笛は必ず一本持っていただきたいと思いますが、初心者の頃は、もう一つ、プラスチックの篠笛を持っていただくことをお勧めします!

「え~、プラスチックなんて篠笛らしくなくて、がっかり・・」

と、思われたかもしれませんね(^^♪

でも、一番最初はとにかく暇さえあれば篠笛をふくことが大切です。プラスチックの笛は、2,000円~3,000円で購入することができます。

だから、というわけではありませんが、プラスチックなので、多少手荒に扱っても大丈夫なのです。どこへ行くにもカバンに入れて持ち歩いて、暇さえあれば練習することが上達の秘訣です。

プラスチックなので特別な手入れも必要ありませんし、乾燥しても割れません。熱い車内に置いておいても大丈夫です。とにかく持ち歩いて、笛に慣れていただきたいと思います。そのためにも、竹の笛の他に、一本丈夫で安い笛を持っていただきたいと思います!

今はプラスチック以外の素材でも、丈夫で安い笛がありますので、一つ持って、空き時間に練習しましょう!

篠笛 7穴8本調子(C調) プラスチック 唄物 【ドレミ調 横笛 しのぶえ しの笛 七穴八本調子】

価格:1,944円
(2019/5/11 20:18時点)
感想(11件)

そして、ある程度音が出るようになったら、竹の笛を是非お持ちください。

プラスチックとは比べ物にならないくらい哀愁のある美しい音が出ます。また、人前で吹くときには音色の美しい竹の笛が必要です。簡単な童謡を演奏しても、篠笛特有の美しい音色で吹いたら「涙が出てきました」と言って下さる方がたくさんいます。

竹の篠笛も、色々な種類があります。購入するときには、是非そこそこ良い笛を選んで下さい。私は、初心者の頃、「下手くその私が、こんなに良い笛を持つのは恐れ多い」と思って安い竹の笛を何本か購入しましたが、結局使わないので人に譲ったり、使わずに眠っていたりしています。

同じ技術で演奏しても、楽器が良いと、とても上手に聴こえます。そしてやる気も出ます。私の和太鼓の師匠は「下手くそほど良い笛を持て」と言われました。

篠笛は、そんなに高価な楽器ではないので、3万円くらい出せば、とても良い笛が購入できます。

私が普段使っている笛は、「蘭情」さんの笛と、「立平」さんの笛です。

私は、立平さんの回し者でもなんでもありませんが、今は「立平」さんの笛が特におすすめです。ピッチも音色も響きも、とても良いと思います。私が一番尊敬している篠笛奏者の方も、「立平」さんの笛を勧めておられます(^^♪

巻きについて

篠笛の種類を調べていると、竹の笛に、何も巻いていないものや、巻きのあるものなど、色々と出てきます。その種類について説明します。

①素竹(すだけ) 巻きの無いもの。音が出しやすい反面、乾燥や高温に弱い。

②天地巻き(てんちまき) 笛の両端に巻きのあるもの。素竹に比べて割れにくく、力強い音が出る。上の写真の3本の篠笛は、天地巻きです。

③半重(はんしげ) 天地巻きと総巻の間くらいの巻きのもの。

④総巻(そうまき) 笛全体に巻いたもの。強度があり、力強く響きの良い音が出る。

色々あって迷うと思いますが、私は最初に先生が勧めて下さった天地巻きを使っています。

巻きや、デザインは、お好みのものを選ばれたら良いと思います。塗りに金箔で模様を描いた篠笛など、素敵な篠笛もあります。

気に入った笛を持ったら、やる気もアップして、ますます上達すること間違いなしです!

篠笛の構え方

篠笛は、イラストのとおり、単純な形の笛です。唄口に口を当てて吹きます。唄口に近い先端を頭(かしら)、反対側の先端を管尻(かんじり)と言います。

左手で、唄口に近い方の穴を順番に3つ、右手で後の4つの穴を押さえます。

左手は、指の第一関節で、右手は第二関節で押さえます。

最初は、まず笛を両手で持ち、口元に唄口を合わせます。唄口の合わせ方は、後程説明します。唄口がきっちり合ったら、左右の手を所定の位置にずらして構えます。

正しく構えると、こんな感じになります(^^♪

イラストでは、指の位置が六の音になっています。普通は、曲の最初の音の位置に指を置きます。

左の肩を少し前に出し、足も左足を一歩前に出しています。肩の力を抜いて、顔は正面に向けます。

左手の親指は唇の方向にしっかりと押さえて、笛を固定します。吹いている途中で唄口がずれると音が出なくなりますので、しっかりと押さえましょう!

右の親指は使いません。

わかりにくい方は、動画などでプロの方が演奏している様子を見てみて下さい。色々な方の構え方を見て、研究してみて下さいね!

篠笛の音階(篠笛運指表)

七♭と0は、曲調によって使い分けをするので、二通り載せています。

0・中とは、0と呼んだり中と呼んだり、二通りの呼び名があるということです。

篠笛の音の出し方

口の形

口の形はとても大切で、最初は難しく感じますが、口の形をちゃんと作れるようになると音が綺麗に出ます。

・まず、唇を左右に少し引きます。口を閉じて軽く微笑んでいるような形です。そして、唇の中心に小さな穴をあけます。イメージとしては小さくて丸い穴ではなくて、小さくて「薄い穴」です。最初は、真ん中に穴ができなかったり、大きな穴しか作れなかったりしますが、練習するうちにできるようになりますので、がっかりしないで頑張りましょう!

・口の中にもお腹の中にも空気がたくさん入っている状態にします。口の中を「お」の発音をするときのような形にし、唇はイラストのように閉じた状態にします。舌は下あごに収めておきます。

・そして、小さな穴から空気を出します。決して唇で「フーッ」と吹くのではなく、腹筋でお腹と口の中にたくさん入っている空気を口の穴から押し出す感じです。そして、手のひらに息を当ててみて、細くて強い息が真っすぐに出ているか確認しましょう。息の方向がずれていたら、唄口に当たりません。

・どうしても唇の真ん中に穴を作れなくて、左右どちらかにずれてしまう方は、そのままでも大丈夫です。吹き方を工夫すれば音は出るようになります。また、小さな穴が二つできてしまう方は、どちらか吹きやすい方の穴で吹きましょう!

この口の形を覚えておいて笛を持ちましょう!

唄口の当て方

唄口の当て方は、真横から見ると、こんな感じです。

唄口を下唇の中ほどに当て、息が唄口の反対側の角にあたり、笛の中と外に割れて進むイメージです。

「呂の六」の音が一番出しやすいので、まず呂の六をしっかりと出す練習をします。

音はすぐには出ません。音が出ないときは、唄口の位置をほんの少しずらしたり、笛を前後にほんの少し動かしてみて出やすい位置を見つけましょう。ほんの0.何ミリかの違いで音が出たり出なかったりするので、音の出る位置を感覚で覚えましょう(^^♪

また、正しい姿勢で正しい笛の位置になっているかを鏡で確認することも大切です。無意識に笛が右に下がっていたり、左に下がっていたり、うつむいていたり、肩や唇に力が入っていたりすると、それも音が出にくい原因になります。

メル・カル

次に、メル・カルの説明をします。

メル

メルとは、笛を内側に少し回して吹くことです。小さな、こもった音になり、音程が少し下がります。

カル

カルとは、笛を少し外側に回して吹くことです。大きな荒い音になり、音程が少し上がります。

メリ・カリとも言います。

メリ・カリは、音楽の表現の一種として使いますが、正しい音程を出すときにも使います。

篠笛は音が出せても正しい音で出せているとは限りません。音が出せるようになったらチューナーなどで正しい音かどうか必ず確認しましょう!確認してみて音が低かったらカリ気味に吹いてみる、音が高ければメリ気味に吹いてみるなどで調整します。

チューナーは購入すると便利ですが、スマホで無料でダウンロードすることもできますので、使いやすいものを選んで、一つ持っていて下さい(^^♪

私は、最初はダウンロードして使っていましたが、今は楽器店で購入したものを使用しています。

YAMAHA TDM-700G チューナー メトロノーム Flanger FA-01 チューナー用コンタクトマイク付き 2点セット

価格:3,560円
(2019/5/11 20:34時点)
感想(10件)

指打ち

篠笛は、同じ音が続くとき、「指打ち」をして音を切ります。リコーダーやフルート、ケーナなどの楽器はタンギングを使いますが、篠笛はタンギングを使いません。

タンギングを使わないで、一息でフレーズを吹きます。そして、音を切るときに指打ちを使うことで、篠笛らしい雰囲気が出てくるのです。

同じ音が連続して続くときの指打ち

指打ちとは、押さえている指を上げ下げして打ち、音を切ることです。

例えば、呂の五の音を3回鳴らすときは、一息で五の音を吹きながら、左手の中指で押さえている穴をトントンと2回打ちます。途中で息継ぎはしません。

この動作をゆっくりすると、五六五六五(八本調子の音階だと、ソラソラソ)と聞こえます。

でも、五五五(ソソソ)と聞こえなければいけないので、六の音がなるべく入らないように素早く指の上げ下げをします。

初めての時は、どうしても隣の音が入りますが、慣れてくるとできるようになります。また、わずかなら入っていても、篠笛らしい雰囲気になるので、聴いていておかしくなければ大丈夫です。

音楽の表現として使う指打ち

篠笛らしい表現をするときにも、指打ちを使います。

この場合は、素早く音を切るというよりも、曲調に合った速さで曲調に合った指打ちを入れます。(この部分だけ聞いてもわかりにくいですよね・・)

具体的には、例えて言うと、ピアノの飾り音符のような音を出すことです。わざと、隣の音を少し飾りで入れたいときに、指打ちを使います。

表現方法の一つとして入れる指打ちは、どんな風に入れるか、どの場所に入れるかは決まっていません。ご自分の感覚で「ここに、指打ちが入っていると素敵だな・・!」と思う場所に入れてみて下さい。

指打ちを入れたいけれど、どこに入れたら良いのか皆目見当がつかない・・という場合は、上手な人の演奏を見たり聴いたりして、どんな風に指打ちが入っているのか、まずは知ることから始めましょう!

私も最初はよくわからなかったので、上手な人の演奏を聴いて、同じところに真似をして入れていました。そんなことをしているうちに「ココに入れてみようかな~」と自分でも思えてくるようになります。

また、お囃子の団体や、和太鼓チームに所属している方は、演奏曲が決まっているので、「ここで必ず指打ち」という箇所があると思います。

そうではない、好きな曲を好きに吹いてみたい・・という方は、指打ちが必ず必要というわけではありませんので、自然に聴こえて、より篠笛らしい雰囲気が出るな、と思われる場所に入れてみるとよいと思います(^^♪

甲音・大甲音と低音の出し方(初級編)

呂の六の音を綺麗に出せるようになったら、六に近い音は同じ吹き方でも出ますが、高い音、低い音は同じ吹き方では出にくいと思います。

音を出すときの息の出し方をざっくり分けると、

低音・・・太くて柔らかい息をゆっくり出す。口の穴はやや大きめ

息の方向は低くなるほど下向き

口の中は、「お」の発音をするときのように、広くする

高音・・・細い息を速く出す。口の穴はとても小さい

息の方向は高くなるほど上向き

口の中は、「う」の発音をするときのように、やや狭くする

このように、息の出し方を音の高さによって、段階的に変えていきます。正確には、一音一音ほんの少しづつ息の当て方が違います。

また、歌を歌うときのことを想像してください。高い声を出すときは、頭に抜けるように声を出しますが、低い声を出すときは、お腹の底から出しますよね。

笛を吹くときも、これと同じです。このあたりのことは、ある程度吹けるようになったらもっとよくわかるので、ステップアップ編でもう少し詳しく書かせていただきます!

初めての時は、ざっくりで良いので、とりあえず音を出しましょう(^^♪

私は、甲の高い音が出せなかったとき、篠笛の先輩から「音を遠くに飛ばすと思って吹いてみたら?」とアドバイスをいただき、はじめて音を出せるようになりました。

スイカの種を飛ばすように吹く・・・と表現されている先生もおられます。

それから、高音を出すときの「速い息」というのは、力いっぱい吹くことではありません。低音の時と同じ息の量を同じ圧力で出すのですが、口の穴が小さくなることで、結果的に速い息になります。

これらのことは、初心者の頃はすぐにはできません。あせらずゆっくりと一音ずつ出せる音を増やしていきましょう。

ピー助
ピー助
マイペースでコツコツが大切です!

 

篠笛の練習方法

基本練習は音出しから

「呂の六」の音が綺麗に出せるようになったら、「呂の五」「呂の四」「呂の三」と、一つづつ順番に出る音を増やしていきましょう。途中で出なくなったら、出る音に戻って、もう一度出す・・・という練習を繰り返します。

練習方法は、呂の六に近い音から順番に出していきます。

六五  五四  四三  三二  二一  一筒音 

六七  七1  12  23  34  45・・・

このように順番に、一つの音を2拍ずつ、丁寧に吹いていきます。

筒音はとても難しいので、後回しにして大丈夫です!また、大甲も難しいので、後回しにしても大丈夫です。まず、呂の音と甲の音を出せるように練習します。

途中で音が出なくなったら、出る音に戻りましょう。

呂と甲が全部綺麗に出るようになったら、大甲、筒音にも挑戦しましょう!

大甲は、最初は3まで出せるように練習します。大甲の3は太鼓と一緒に吹くときによく使います。大甲の4は曲の中で時々出てきますが、大甲の5の入った曲には今まで出会ったことがありません。

全部の音が出せるようになったら、次は良く響いて雑味の無い音を出せるように練習します。

小さい音を長く伸ばして吹く練習をしよう!

次に、まずは呂の六で、できるだけ小さい音で、細く長く吹く練習をします。それができたらすべての音で練習します。

その際、何秒続けて吹けるか、タイムを計って、毎日少しづつ記録を伸ばすようにしてみて下さい。

この練習方法は、篠笛の綺麗な音色を出すためにはとても効果的です。

小さい音を綺麗に出すだめには、唄口に細い息を的確に当てないといけません。口に小さな穴を作ることと、唄口の正確な位置を覚える為には、とても効果的な練習なのです。

また、篠笛にはロングトーンが必須ですので、ロングトーンの練習にもなります。

(※ロングトーンとは、一息で一定の長さを音程を変えたりしながら出し続けることです。頻繁に息継ぎが入ると、曲が切れ切れになるので、ロングトーンが必要なのです)

この練習方法は、私の一番尊敬する先生の、ワークショップで教えていただきました。私の経験の中では、ある程度音が出るようになった時に、一番必要な練習ではないかと思っています。

実際にワークショップで教えていただく前に、小さな音で練習したら、急に上達したという経験がありました。

いつも吹いている曲を、大きな音が出せない場所で練習する必要があり、「蚊」が鳴くような小さな音で何度も練習しました。

何度も言いますが、この、蚊の鳴くような小さな音は、唄口に針のような細い息が、音の鳴るピンポイントの場所に正確に当たらないといけません。この練習が、小さい口の穴を作る練習にもなり、息を音の鳴るポイントに正確に当てる練習にもなります。

そして、ロングトーンの練習にもなり、小さい音を正確に出す練習にもなるので、表現の幅が一気に広がるのです!いいことづくしです(^^♪

正確な音を出そう!

ある程度音が出せるようになったら、その音が正確に出ているかどうかチューナーで確認しましょう。

ピアノやエレクトーンなら、弾くだけで正確な音が出ますが、篠笛は音程が正確かどうか常にチェックが必要です。

篠笛は一つ一つ手作りなので、全部の音がピッチが良くて出しやすいとは限りません。この音だけは少しカリ気味に吹くとか、この音はメリ気味に吹くなどの調整が必要です。

ピッチが悪いと、聴いている人には音痴に聴こえてしまいます。また、篠笛同士でハモるときや他の楽器と一緒に演奏するときに困ります。

一番良いのは、初心者のころは、一つ「これ」という笛を決めて、その笛で練習を重ねていくと良いのではないかと思います。すると、一つ一つの音の出し方を体で覚え、考えなくても自然にメリカリをつけて正確なピッチで吹けるようになるのです。

そういうとこはスポーツと似ています。毎日練習することで体に動きを覚えさせ、試合の時は勝手に体が動いている・・という風に、篠笛もなるのです。

上達したら、どんな笛でも吹けるようになりますが、最初はあちこち目移りしないで、一つの笛でしっかり練習しましょう!

 

【メール便・送料無料・代引不可】【汎用コンタクトマイク付】KORG コルグ TM-60-WH KC KTM1200 チューナー/メトロノーム コンタクトマイクセット 【smtb-TK】

価格:3,290円
(2019/5/11 20:50時点)
感想(2件)

お気に入りの曲を演奏しよう!

良い音が出るまで毎日音出しばかりだと、楽しくないし上達もしません。

篠笛は音が綺麗に出ることが一番大切ですが、指がスムーズに動くことも同じくらい大切です。

指がスムーズに動くようになるには、たくさんの曲を演奏することが一番の方法です。ピアノの練習と同じです。でも、最初は多少難しくても良いので「一番好きな曲」を練習することをお勧めします。

好きな曲だと、多少難しくても、モチベーションが保てます。また、吹いていても楽しいし、できるようになった時のイメージも持ちやすいと思います。

曲を演奏するときには、音が飛んだり跳ねたり、速くなったり遅くなったりします。離れた音を曲の流れの中で綺麗に出す練習も大切です。

「大好きなこの曲を篠笛で素敵に吹けるようになりたい」という目標を持って、毎日の、ちょとだけつらい練習を乗り越えましょう(^^♪

しかし、練習のしすぎはNG

「今まで散々練習練習と、ひつこく言ってたのになんでやねん!」と思われたでしょうが(え?思ってない?思ってなかったらすみません)これにはちゃんと訳があるのです。

顔の頬っぺたや口の周りの筋肉は小さいので、大変疲れやすいのです。一日20分から30分練習すれば十分だと思います。

吹きすぎると、次の日に吹けなくなります。それを押して練習すると、一週間くらい篠笛が吹けなくなるのです。私は、本番の前に練習しすぎて、肝心の本番で音が出なくなったことがあります。一か月位、篠笛が吹けなくなったこともあります。

「無理なく、楽しく、毎日コツコツ」が大切です(^^♪

ゆめちゃん
ゆめちゃん
一日30分位なら、練習できそうです!

 

安定して音を出せるようになろう!

初心者の頃は、ある日は上手に吹けたのに、次の日はスカスカの音しか出ない・・・ということの繰り返しです。

音が出るときと出ない時がある場合は、常に安定して綺麗な音が出せるようになるために、以下の項目のチェックをしてみて下さい。

①篠笛の唄口に正しく口が当たっているか

唄口を正しい位置に合わせることは基本です。慣れるまでは鏡に映して、毎回きっちりと合わす習慣をつけましょう。唇の真ん中に唄口をあてているつもりでも、鏡で見るとずれていることがよくあります。

また、唄口以前に、笛を持つ角度がずれていないか、全身を鏡でチェックしましょう。菅尻が下がっていたり、前に出すぎていたり、菅尻を肩の方に引きすぎていたりすると、音が出ない原因になります。

同時に姿勢も大切です。下を向いて吹くと、気道が狭くなるので良い音が出ません。

篠笛だけが楽器なのではなく、身体全体が楽器だと思いましょう!笛の音を口の中や気道、お腹で響かせていると思って下さい。

②口の中からお腹の中まで、空気をいっぱいに入れる

篠笛は、お腹から口の中まで、空気がたくさん入っていないと綺麗に鳴りません。

「口の中には空気がいっぱい」と、決まり文句のように覚えて下さいね(^^♪

音を出すときは、口の中にいっぱいにある空気を、小さな穴から少しずつ出しているというイメージです。唇で「フーッ」と吹くのではなく、風船に小さな穴が開いていて、そこから空気が細く出ているイメージです。

言い換えると、お腹から口の中までいっぱい入っている空気を、腹筋で少しずつ押し出しているというイメージでしょうか・・・・

私は「笛が綺麗な音で鳴らないな~」と思ったら、つい忘れて口の中に空気が無い状態で吹いていた・・ということがよくありました。そういう時は、たいがい唇で「フーフー」吹いています。だから良い音が鳴らないのです。

③口元に力が入っていないか

唇は、力を抜いて柔らかくしておきます。

大甲などの高い音が続いたり、力強い曲を演奏すると、どうしても口に力が入ってきます。すると、大きな音を響かせたいのに、逆に音が固くなって響かなくなります。

太鼓と一緒に演奏するときなど、ついつい太鼓に負けないよう大きな音を出そうと余計な力が入ります。また、太鼓の爆音で、自分の笛の音が聞こえなくなり、十分音が出ているにもかかわらず「もっともっと」と頑張って大きな音を出そうとしてしまいます。

大きな音を出そうそすればするほど口が疲れて音が出なくなります。おおきく響かせたいときは、口元を柔らかく保ち、口の中を広くとって、お腹で響かせます。

また、人前で吹く時、他の楽器と合わせて吹くときなど、自分のタイミングで始められないと、緊張して、最初に音が出ない・・ということもよくあります。

いつでも、どんなときも、マイペースを忘れず、口元を柔らかく保って下さい。

④口でフーフー吹いていないか

先ほども触れましたが、熱いものを冷ますように、「フーフー」吹くと、絶対に音は出ません。

初心者の頃は音が出にくいので、音を出そうという思いが強くなります。そういう時は無意識にフーフー吹いています。

「笛を吹く」と表現するので、ついロウソクの火を消すように吹いてしまいます。でも、何度も繰り返しますが「吹く」というより、風船に小さな穴が開いていて、風船を押したら、その穴から細い空気が出ていくというイメージなのです。

お腹から口の中までが空気のいっぱい入った風船です。そこに小さな口の穴があり、少しずつお腹をへこませていくと、口から細ーい空気が出ていく感覚です。

ピー助
ピー助
音が鳴りにくいと思ったら、是非チェックしてみて下さいね! 

 

人前で演奏してみる

何曲か演奏できるようになったら、是非人前で演奏してみて下さい。

誰かに聴いてもらうことで、どんどん篠笛が上手になります。

以前、篠笛サークルを主催していたころ、サークルの仲間の前で上手に吹けなかった方が、「家では吹けるのに。私本当は上手なんだけど」と話しておられました。

1人だったら上手に吹けるのに、人前だと吹けない・・・と、何度も色々な方からききます。

私の経験からなのですが、人前で間違えずに吹ける段階を10点だとすると、一人で間違えずに吹ける状態は3点くらいです。人前でも一人で吹くときと同じように吹けるようになる為には、あと7点分の努力と練習が必要です。

家で一人で吹くときに100発100中でも、本番でコケることがあります。

1人で練習するときは、一番最初に吹くときに「これはやり直しの効かない本番だ」と思って吹きましょう。そうすることで、少しでも本番の緊張を体感できます。

一回、本番のイメージで演奏した後、いつもの練習をします。

そして、本番のコンサートやボランティアで篠笛を演奏した後、「篠笛を聴かせてくれてありがとう。とても良かったです。」と言っていただけたら、ちょっとくらいの疲れなんか吹っ飛んでいきます。

聴いて下さる方から力を頂けるのです。そして、練習も「また喜んでいただきたい」と思って真剣にするようになります。

この繰り返しが上手になる秘訣だと思います!

素敵な篠笛の演奏を、是非たくさんの人に聴かせてあげて下さいね!

ゆめちゃん
ゆめちゃん
ハーイ!楽しそうですね!

 

篠笛 唄物 【篠笛立平】 拭漆 天地巻 7穴 8本調子・9本調子・10本調子・11本調子・12本調子 【七穴 八本調子 九本調子 十本調子 十一本調子 十二本調子 しの笛 しのぶえ】

価格:27,000円
(2019/5/11 20:51時点)
感想(1件)

ステップアップ編 半音を綺麗に出す

半音は、穴を半分くらいふさいで出します・・とお話しましたが、半音を正しい音で綺麗にかすれずに出すことは、意外と難しいのです。

曲の流れの中で、素早く穴を丁度半音が出る程度に押さえて、正しい音程でかすれないように出さないといけないので、結構高度な技術が必要です。

プロの方の演奏を聴きに行っても、たまーに「ん?今の半音おかしい」「半音になっていない」と思うことがあります。(私は絶対音感があって、耳だけは良いのです)

速い曲だと、綺麗に素早く半音を出すことは、特に大変です。

半音の穴のふさぎ方

穴のふさぎ方は、3通りあります。(基本は2通りで、1つはイレギュラーです)

 

これは、指で穴を半分ふさいで半音を出しているイラストです。

左手の①、右手の②は指を頭(かしら)の方にずらしていますが、通常は使いません。

左手の②、右手の③は、指を管尻のほうにずらして半音を作っています。この方法がよく使われます。

左手の③、右手の①は、指を前後にずらして半音を作っています。

どの方法で半音を作るかは決まっていませんので、やりやすい方法でつくられると良いと思います。指の太さや、器用さで、どの方法が良いのかは人それぞれです。また、曲の指使いや速さによっても変わってきます。

結局は、音程が正しい音で、かすれていない綺麗な音になれば、どの方法で半音を作っても良いのです。

私は、3種類全部を使いますが、通常は左手の②、右手の③のように指を管尻のほうにずらして半音を作っています。

半音を正しい音で出す

半音を作るとき、穴を少しだけふさぐと高めの音になり、多めにふさぐと低めの音になります。正しい音程の半音を出すには、丁度良い量の穴をふさがなければいけません。

微妙な音と、指の感覚ですので、必ずチューナーで音を確認して、どれくらいふさぐのか決めて下さい。

ふさぐ量が決まったら、指に覚えさせるように何度も何度も練習しましょう!

ステップアップ編 ビブラートを入れる

演奏にビブラートが入っていると、とても上手に聴こえます。また、上手な方の演奏には、必ず効果的なビブラートが入っています。

ただ、とても説明しずらいことですので、色々な先生に質問をして、先生が答えて下さった内容と、自分の経験を書かせていただきます。

色々な先生のお話

①プロの和太鼓チームの篠笛担当の若い女性の先生

ビブラートは、お腹の腹筋を揺らすようにして出す。人によっては喉で出すけれど、私は喉で出すことができない。口元で鳴っていることもある。

②別のプロの和太鼓チームの篠笛担当の女性の先生

どうやって鳴っているのか説明できない。なんとなくビブラートになっている。

③プロの男性の篠笛奏者の先生

喉でビブラートをかけている人もいるけれど、自分はできないので首を軽く揺らしてビブラートをかけている。

④ペルー人でプロのケーナ奏者

ケーナのビブラートはお腹でかける。腹筋を揺らす。口元でかけていることも多い。

私の場合

色々な先生に、機会があるたびにビブラートのことを質問しましたが、わかったようなわからないような感じなので、とりあえずやってみました。

毎日曲のあらゆるところにビブラートを入れる練習をしてみました。最初は全く話にならないような演奏になっていましたが、1年くらい練習してみて、だいたい自分の思ったところにビブラートを入れることができるようになりました。

これが正しいかどうかは判断できませんが、口元でビブラートをかけやすい音と、お腹の腹筋を揺らす方がビブラートがかかりやすい音があります。

喉ではできないので、口元か腹筋を使っています。

どのように曲にビブラートを入れて演奏するのか

私の尊敬する篠笛の先生は「ビブラートはあまり多用せず、基本はまっすぐに音を出す。そして、最後の最後にビブラートをかけて音を揺らす」とおっしゃっています。

また、プロの民謡歌手で、津軽三味線のプロの先生は、「篠笛のビブラートは、歌の様に細かい波でかけないで、大きな波で揺らすようにかけたら心地よい」とおっしゃっていました。この先生のご主人は、尺八と篠笛のプロなのです。

なので、私はこの2人の先生の言葉を意識してビブラートをかけるように心がけています。

どこでビブラートを入れるかは、それぞれの感性によるのだと思いますが、最初は迷います。そんな時は、プロの方のコンサートを見に行ったり、動画で研究して、できるだけ沢山の上手な演奏を聴くことをお勧めします!

ステップアップ編 長く伸ばした音を消すとき

曲の最後などで、長く伸ばした音を消すときに、こんなことがよくあります。

①息が足りなくなり、最後にピッチが下がってしまう

②息は足りているが、丁度良い長さのところで、舌でプツンと音をきってしまう

①も②も良くありません。

音は、丁度良い長さの所で、ピッチを保ったままスーッと消えるようにします。言い換えると、同じピッチのまま、音だけを小さくしていき、最後に自然に消えるように演奏します。

ピッチが下がらないようにするために

①だんだん息を緩めるとともに、口の穴を小さくしていく

②音程が下がらないように、笛を少しずつカリ気味にしていく

この2つを同時に行います。チューナーで確認しながら練習しましょう。音を伸ばすところは曲の最後に多いので、とても大切な場面です。最後の最後まで美しく演奏したいですね(^^♪

ゆめちゃん
ゆめちゃん
気を抜けないわねー

 

ステップアップ編 低い音(呂)高い音(大甲)を綺麗に出す

ここでは、低い音も高い音も一応出ているけれど、より美しく、綺麗な音が出るような方法を紹介いたします。

呂の一、呂の二などの低音を綺麗に響かせる方法

低音を響かせるには、息をお腹から出します。

お腹から息を出すと、温かい息が出てきます。例えて言うと、寒くて手がかじかんでいるときに、手を口にかざして「はーっ」と出す温かい息です。

この、温かい息を、比較的大きめの口の穴から、ふわっと優しく下向きに出します。このときに、唄口が合っていないと音が綺麗に出ません。

唄口が合いにくいときは、メリ、カリで調整すると、丁度良い音が鳴るポイントが見つかります。そこに息が当たると、気持ちよいほど音が響きます。

まとめると

低音を響かせるには

①息を、下向きに笛に吹き込む方向で出す

②口の穴を少しだけ大きめにする

③お腹から温かい息を、優しく出す

 大甲を綺麗に出す方法

大甲の2,3,4になってくると、特に口の穴を小さく薄くします。そして、大甲は笛の個性が特に出やすいので、知っておく必要があります。

個性というのは、音が高めに出てしまうとか、大甲の3だけはカリ気味に笛を回さないと音が出ない・・などの癖のことです。

また、初心者の頃は、思い切り強く吹くと大甲の音が出るので、力任せに吹いてしまうことがありますが、その方法では綺麗な音にはなりませんし、すぐに疲れてしまいます。

そして、笛に息を当てると、音が綺麗に鳴るポイントがあるのですが、正確には一音ずつ音の鳴るポイントが違います。まず、一音ずつ一番綺麗に音が鳴るポイントを探しましょう。

そのポイントを練習で覚えてしまうと、細い息を楽に出せば綺麗な音が出ます。

大甲を綺麗に出すには

①唇の穴を薄く小さくする

②笛をカリ気味にする

③一音ずつ音の鳴るポイントが違うので、正確に息を当てる練習をする

④音の鳴るポイントに、細くて速い息を当てる

そして、最初にも触れましたが、笛の癖が出やすい音域なので、チューナーで音を確認します。高めに出てしまうことが多いので、その場合はややメリ気味にして音程が合うように調整します。

曲を演奏するときには、大甲はうるさく聞こえるので、音を控えめに出し、低音はより大きく響かせるように意識すると、丁度良い演奏になります。

大甲をきれいに出すための練習としては、できるだけ小さな音で吹く練習をしてみて下さい。大甲を力任せに吹いて音を出していると、小さな音で吹くことができません。

蚊の鳴くような小さな音を目指して練習してみて下さい。大甲で小さな音を出すためには、とても小さい口の穴を作り、細い息を唄口の「ここ」というポイントに当てないと音が鳴りません。

これが、とても良い練習になります。蚊の鳴くような小さな音で吹けるようになると、音量のコントロールやロングトーンも、同時に上手になります!

篠笛 唄物 【篠笛立平】 蒔絵:雲形 7穴 8本調子・9本調子・10本調子・11本調子・12本調子 【七穴 八本調子 九本調子 十本調子 十一本調子 十二本調子 しの笛 しのぶえ】

価格:32,400円
(2019/5/11 20:19時点)
感想(0件)

ステップアップ編 篠笛で2重奏をするときの注意点

篠笛の2重奏をするときに、気を付けるポイントがいくつかあります。

主旋律パートとハモリパートのピッチを合わす

篠笛は、一人で吹くときにもピッチが合っているかどうかの確認が非常に大切ですが、2重奏になると、さらに大切です。

篠笛には、それぞれの個性(癖)があり、高音のピッチが高い、低音になるとピッチが下がるなど、さまざまな傾向があります。

2重奏をするときは、一人ずつが、より正確にピッチを合わしておかないといけません。

また、高音と低音でハモるときには、特にピッチがずれやすくなりますので、自分の耳で確認しながら演奏し、おかしいと思ったら必ずチューナーで確認してください。

同じメーカー、同じ作家の笛を使う

メーカーや作家さんによっても、笛の傾向が変わります。

音色が少しずつ違います。音色が違うと、ピッチが合っていないように聴こえてしまうことがあります。

私は、2重奏をする相手と必ず同じ作家さんの笛を使うようにしています。これは、以前コンサートで2重奏をしたときに指導してくださった先生にも、指摘をいただきました。最初は違う作家の笛を使っていたので、何かピッチがおかしいと言われましたが、同じ作家さんの笛に変えてから、改善されました。

音のバランスに気をつける・・ハモリパートは7割で

主旋律とハモリパートの音のバランスも大切です。

主旋律の音量を10だとすると、ハモリパートの方は7くらいで吹くとバランスが良くなります。

また、主旋律よりも高い音でハモるときには、ハモリパートの方はさらに音量を控えるくらいの気持ちで吹くと丁度良くなります。

番外編 篠笛のお手入れ

篠笛は、竹でできているので、高音や乾燥に弱く、強い衝撃を受けても割れてしまいます。

篠笛は、乾燥・高温に弱い

篠笛は乾燥に弱いので、エアコンの効いた乾燥した部屋で保管すると、割れやすくなります。また、普段吹いていない笛は、より乾燥しやすいので、時々吹いてあげて下さい。

ビニール袋に入れて、湿気を入れるために息を吹き込んで密封して保管すると、適度な湿気が保たれます。

篠笛は、頭の所に蝋が塗り固めてあり、高温の場所に放置すると、蝋が溶けて流れてしまいます。そうなると、メーカーさんにメンテナンスをお願いしなくてはなりません。

真夏の車の中や、エアコンのかかっていない高温の屋内に置いておくことは危険です。

また、立てて保管すると、より蝋が流れやすくなるので、私は横に寝かせて保管しています。

毎日の練習後は、管の中の湿気を取っておく

篠笛を吹いた後、笛の中には湿気がたまっています。露となって流れていることもあります。

練習後には、必ず管の中を吹いておきましょう。

私は、タコ糸の端にガーゼの包帯を結び付けて、反対側の端にビーズでおもりを付けたものを自作して使用しています。

使用方法は、ビーズを唄口から入れて、菅尻から引き出します。すると、ガーゼで中の湿気を拭きとることができます。

作るのが面倒な方は、お手入れセットなども売っているようですので、是非ご使用下さい。

【オススメ】篠笛除菌お手入れセット(しのぶえ・横笛用)【和楽器生活オリジナルsonido】

価格:2,680円
(2019/5/10 21:49時点)
感想(12件)

移動するときは、ハードケースに入れるのがベスト

移動時は、衝撃が直接伝わらないように、篠笛を袋に一本ずつ入れて、上の写真のような袋に入れています。これも手作りで、中綿と裏地をつけて薄い座布団のようにクッション性を持たせています。(あまり綺麗ではありませんが・・・)

プロの先生には、ハードケースを使用しなさいと言われています。本当はハードケースが一番安全です。

篠笛ハードケース Jr.7 【篠笛用ハードケース】

価格:16,740円
(2019/5/10 21:51時点)
感想(0件)

使い慣れた篠笛は、他に代え難いものですので、是非大切にしてくださいね(^^♪

ピー助
ピー助
みなさまの、楽しい篠笛ライフを応援しています!ありがとうございました♪

 

 

 

 

 

 

ツールバーへスキップ ログアウト